心臓カテーテル検査
今回の入院での検査のハイライト。
思ったより大変だった。
心臓カテーテル自体は現在、腕でも脚でもやりようはあるそうなのですが、比較的若年だと腕だと痛覚が鋭く、痙攣したりすることがあるので脚から取りたいとの説明。
脚だと止血が面倒だけど、痛いのは嫌だなーというのもあって脚からやってもらう。
結果、それなりに痛い思いもしたけど…
検査自体は1.冠動脈造影、2.生体検査、3.電気生理学的検査の3本立て。
当日朝にシンチグラフィーもあるため、朝食抜き、尿道カテーテルを挿入。
尿道カテは思ったより太く、深い。痛みはあるけど我慢できなくはない程度。
尿意に似たムズムズが常にあり、排尿感は全くなくて検査でストレッチャー移動中に勝手に出てた。
移動時とか、姿勢変えるときに気をつけないと引っ張られて痛い。
移動時に睡眠導入剤なのかぽんやりする薬を入れられて移動。
シンチはほぼ寝ていれば終わりだったので問題なく、カテーテル室に移動。
手術室というよりは安置所という感じと広さで機材のために冷やしてあって寒い。
始めの麻酔が痛いぐらいで、カテーテル自体はほとんど痛みもなく進むものの
細かい順序の説明とかは基本的にはないのでひたすら待ち。
冠動脈造影はほとんど意識することもなく終わって生検をつまんだところで心臓が痛んで驚く。心負担を考えて今日はここまでに。
右側の動脈と静脈を使っての検査だったため、圧迫止血による6時間の安静が必要。
その間、足曲げられず寝たきり。もともと病院のベッドが合わず、腰が痛んで辛かったです。あと、同室にすげー独り言のうるさいおっさんがいて辛かった。
二日目の電気生理学的検査。カテーテル室の空待ちのため15時すぎからの検査。
主治医の先生が急遽立ち会えず、不在で行うもカテーテル挿入がうまくいかず1時間ぐらいかけて麻酔足したり、挿し直したりと足に痛みが走る。
後から聞いたのだが、静脈からの挿入がうまくいかず、結局動脈から挿入したそうで…
検査自体も心臓内で電気流して反応を見る検査だったのだが、横隔膜が反応してばっこんばっこんして息ができない。我慢できます?みたいなことを聞かれたけど、呼吸できないし全く無理だよね…
寒いし手足の痺れが出てほとんど感覚なくなってくるし、泣くほどキツかった。
結局、電極の位置を修正して20分くらい検査して終了。
延べ3時間ほど経過していた。
で、この日も圧迫止血での安静、腰が痛くなる。
確か翌日夜には尿道カテーテルが外れ、点滴だけになる。
うるさいおっさんは別室に動かされ、平穏が訪れた。
そういえば検査の関係で剃毛していたわけですが、ソケイ部からの挿入なので腿の中頃まで毛が無ければよかろうと思っていた。
どっこい止血のテープが腰を大きく回って腿に固定するので、膝ぐらいまで剃ってないと巻き込んで剥がすのが大変だった。